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意外と知らない?
婚約指輪にまつわる歴史とロマン

2025.10.17

意外と知らない?婚約指輪にまつわる歴史とロマン

 

プロポーズの瞬間に愛する人から差し出される婚約指輪。その輝きは、二人の未来を象徴する特別な存在です。しかし、そんな婚約指輪が持つ意味や、いつからこのような文化が始まったのかは、知らない方が多いのではないでしょうか?
今回は、そんな婚約指輪にまつわる知られざる歴史や、世界各地に伝わる心温まるロマンに触れていきます。プロポーズを控えている方も、これから二人で指輪を選ぶ方も、きっと婚約指輪に対する想いがより一層深まるはずです。

 

<目次>
01 | 結婚指輪の歴史
02 | 世界に伝わる婚約指輪のロマン
03 | まとめ

 

 

 

01|婚約指輪の歴史

 

婚約指輪の歴史<

 

婚約指輪の歴史は古代ローマ時代にまで遡ります。当時の婚約指輪は、現代のような華やかなものではなく、シンプルな鉄製の指輪が一般的でした。この鉄の指輪は、単なる装飾品ではなく「二人の関係を公に認め、将来の結婚を約束する」という契約の意味合いが強いものでした。

 

中世ヨーロッパに入ると、婚約指輪は鉄製から金や銀などの貴金属へと変化し、デザインもより洗練されていきました。この時代には、宝石をあしらった指輪が登場し、特にルビーやサファイアといった色鮮やかな宝石が使われるようになりました。宝石にはそれぞれ特別な意味が込められており、例えばルビーは「情熱」、サファイアは「誠実」といったように、愛のメッセージを伝える役割を担っていました。

 

 

 

ダイヤモンドが愛の象徴となった理由
– その不変の輝きが示す永遠の愛 –

 

ダイヤモンドが愛の象徴となった理由-その不変の輝きが示す永遠の愛-

 

現代の婚約指輪の象徴であるダイヤモンドが広く使われるようになったのは、15世紀のオーストリア大公マクシミリアンが、ブルゴーニュ公国の公女メアリーに贈ったことが始まりとされています。しかし、ダイヤモンドが一般的に婚約指輪として定着したのは、19世紀末に南アフリカでダイヤモンド鉱山が発見され、その供給量が増加したことが大きく影響しています。

 

そして、ダイヤモンドが「永遠の愛」を象徴するようになったのは、その「地球上で最も硬い鉱物」という特性から来ています。何があっても傷つかないその硬さは、決して壊れることのない二人の愛の誓いを表すのにふさわしいと考えられたのです。

 

さらに、1947年にイギリスの企業が掲げた「A Diamond Is Forever(ダイヤモンドは永遠に)」という有名なキャッチフレーズが、このイメージを世界中に浸透させました。婚約指輪は、時代と共に形や意味合いを変えながらも、常に愛と約束の象徴として存在し続けてきました。

 

 

 

02|世界に伝わる婚約指輪のロマン

 

世界に伝わる婚約指輪のロマン

 

愛する人へのプロポーズで贈られる婚約指輪。その輝きは、お二人の愛の誓いを永遠に刻む特別なシンボルです。しかし、この指輪にまつわるロマンティックな言い伝えや、国や文化を超えて受け継がれてきたユニークな習慣をご存知でしょうか?
なぜ左手の薬指に指輪を着けるのかというロマンティックな由来から、リングの内側に秘められた二人だけのメッセージ、さらには世界各地に伝わる心温まる婚約の儀式まで、婚約指輪にまつわる奥深い物語をご紹介します。

 

 

 

①なぜ左手薬指? – 心臓と繋がる愛の血管

婚約指輪や結婚指輪は左手の薬指に着けるのが一般的です。この習慣は、古代ギリシャ・ローマ時代に信じられていた「ウェナ・アモリス(vena amoris)」という考え方に由来します。
「愛の血管」という意味を持つこの血管は、左手の薬指から直接心臓へと繋がっていると信じられていました。心臓は愛の源と考えられていたため、この特別な指に指輪を着けることで、二人の愛が途切れることなく繋がり続けるという願いが込められたのです。このロマンティックな言い伝えが、現代でも多くの人に受け継がれています。

 

 

 

②リングの内側に秘められたメッセージ
– 二人だけの愛の証

 

婚約指輪の内側に、イニシャルや記念日、愛の言葉などを刻む習慣は、二人の絆をより一層深めることができます。これは、指輪が単なる装飾品ではなく、二人だけの大切な愛の証であることを意味します。
世界に一つだけのメッセージを刻むことで、指輪を見るたびにプロポーズの感動や、共に歩む未来への希望を思い出すことができるでしょう。秘密のメッセージは、二人だけの特別な宝物となります。

 

 

 

③「サムシングフォー」と指輪のジンクス
– 幸せを願うおまじない

 

結婚式における有名なジンクス「サムシングフォー」。
これは、結婚式の日に「何か古いもの」「何か新しいもの」「何か借りたもの」「何か青いもの」の4つを身につけると、幸せな結婚生活が送れるという言い伝えです。
そして、婚約指輪もまた、このジンクスと深く結びついていることがあります。例えば、代々受け継がれてきた婚約指輪は「何か古いもの」として、プロポーズの際に贈られた新しい指輪は「何か新しいもの」として、花嫁の幸せを願うアイテムとなるのです。指輪に込められた想いとジンクスが重なり合い、より一層ロマンティックな意味合いを持ちます。

 

 

 

④世界各地の婚約の儀式
– 指輪に込められたさまざまな愛の形

 

婚約の儀式は、文化や地域によって様々です。多くの国で指輪を交換する習慣がありますが、中には指輪以外の品物を贈ることで婚約を確認する文化も存在します。
例えば、ある地域では特別な装飾品を交換したり、伝統的な織物を贈ったりすることがあります。これらの品物には、それぞれの文化における愛や絆、繁栄への願いが込められています。指輪に形は変われど、愛する二人が永遠を誓い合うという本質は、世界共通の美しいロマンと言えるでしょう。

 

 

 

03|まとめ

 

婚約指輪にまつわる歴史やロマンを知ることで、ただ美しいだけでなく、そこに込められた深い意味や願いを感じていただけたのではないでしょうか。
古代ローマ時代の鉄の指輪から、現代の輝くダイヤモンドまで、婚約指輪は時代を超えて、愛を誓い合う二人の心と心を繋ぐシンボルであり続けています。
プロポーズは、愛する人との新たな人生を歩み始める特別な瞬間です。この記事が、お二人の幸せな未来を想像し、婚約指輪を選ぶ時間をもっとロマンティックで意味のあるものにする一助となれば幸いです。その指輪が、お二人の永遠の愛をいつまでも輝かせ続けますように。

 

 

 

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